【採用の千手必勝】第26回「悪い部分を伝えて安心感を勝ち取る」

このコラムについて

 経営において「採用」は重要です。企業の成長には人が大きく影響しています。優秀な人材とどうやって出会い、自社に口説き落とすか、本コラムでは逆求人フェスティバルという全てが逆の求人イベントで、どうやって優秀な人材を採用するかを事例を中心に紹介していきます。

採用活動の中で、自社の悪い部分を伝えていますか?

「悪い部分を伝えたら来てもらえない」という感覚を持っている企業も多いのではないでしょうか?
悪い部分をきちんと伝えることで、意外と安心感が生まれ、信頼関係を構築できます。

さっそく悪い部分を伝えるメリットを説明していきます。

①悪い部分を伝えることで、安心感を生む
どんな企業にも良い部分と悪い部分があることは、学生もわかっています。
ただ、悪い部分が見えないので、不安が残り、内定承諾に至りません。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という考えをしてしまう人も一定数いるので、不安が残った場合、名前の知られている企業に内定承諾する学生は多いように感じます。

しかし、悪い部分を知ることができれば、それが許容範囲かどうかの判断ができます。
悪い部分を許容できない学生は、入社しても退職に至る可能性が高いので、辞退してもらっても構いません。
逆に、悪い部分を知った上で、それが許容範囲だった場合、学生にとって安心して入社できる企業になるのです。

実際にお付き合いしている企業様で、会社の悪い部分もきちんと伝えたうえで、採用に成功している企業様も多数います。
給料の伸び方、退職者の退職理由など、あまり伝えたくない情報もオープンに伝えています。

学生から「さすがに許容できない」と思われるような点がある場合は、採用と並行してしっかりと改善していきましょう。
学生からの意見に耳を傾け、改善していくことで、求職者から選ばれる企業、人が辞めない企業へと成長すると思います。

②悪い部分を伝えることで、信頼関係を築く
多くの会社が悪い部分を説明せず、良い部分を誇張して伝えています。
そのような状況ですので、悪い部分を話してくれる企業は、学生からは誠実な企業に見えます。
良いことばかり言っている人を信用するのが難しいことと一緒で、良いことばかり伝えても学生からの信頼を勝ち取ることは難しいのです。

自社のありのままの姿を伝えることで信頼を勝ち取り、学生に合わせて魅力を訴求することで、内定承諾を勝ち取りましょう。