【世界のミンワから】第38回「力持ちのノミ」

ココから解説です。
ルーマニアのミンワです。

ルーマニアは東ヨーロッパに位置し、カルパティア山脈に囲まれた森林地帯トランシルバニア地方が有名です。
トランシルバニアと言えば、シルバニアファミリーを思い出す方も多いかと思いますが、シルバニアはラテン語で「森の土地」という意味です。
ルーマニアとの直接の関係は分かりませんが、イメージ通りのネーミングです。

ちなみに、ルーマニアは「魔女」の国としても知られております。
いまだに魔女を職業としている人々が多くおり、近年、魔女からも税金をとろうということで、魔女も登録制になったそうです。
占いを外しまくると捕まる恐れもあるそうです。
魔女はいないと思っていましたが、実在するのであれば、会ってみたいですね。

さてミンワでは陸路での移動が取り上げられています。
ルーマニアは黒海に面していますが、それは一部で、大部分が山脈と森林です。
つまり陸の運送が基本だったということです。

今では当たり前になった陸運ですが、昔はこのミンワのように本当に大変だったみたいです。

荷を積み、歩いて歩いて、途中で馬やロバの調子が悪くなって…
と大変です。もちろん途中の食料や水も積んでおかなければなりません。
江戸時代の参勤交代は本当に大変だったことでしょう。
現に、参勤交代が強制されなくなってから、各藩は力をつけ、大政奉還につながったと言われています。
それぐらい陸運は大変だったのです。

陸運が大変だったので、自動車の登場までは完全に水運が世界の物流の中心でした。
日本でも福井-堺間はイメージでは陸の方が近い気がしますが、陸運よりも水運(海運)で交流していたようです。

そんな大変な陸運の果てに牛乳をこぼされてはたまったものではありません。
ミンワでは、できもしないことを威張ったノミがつぶされてしまいましたが、私は男とロバが一日かけて運んできた牛乳がもったいなくて仕方ありませんでした。