【世界のミンワから】第34回「きつねと獲物」

ここから解説です。
フィンランドのミンワです。

フィンランドは北欧にあります。バルト海に面しているだけではなく、森と湖が豊かです。
あまりにも水が豊かなので、国の中には数えきれないほどの島があります。
また携帯電話の生産量としては世界一です。ノキアはフィンランドの企業です。
そして平均労働時間は1672時間と非常に短いことも特徴です。
まさに先進的な北欧の国。憧れのヨーロッパというイメージの国です。

世界で最も幸せな国と言われており、豊かな自然、確かな経済、何よりも高い教育水準が根源となっていると言えます。

さて、そんな幸せなフィンランドの人々は意外と不思議なことをします。
サウナとそこら辺の湖を行ったり来たり、エアギターの世界選手権を行ってみたり、奥様を運ぶ選手権を開催したりしています。
少なくとも私には不思議なだけで、本人たちからすれば至極当然のイベントなのかもしれませんが。

確かに、野球もサッカーもそれを知らない人からすれば不思議なイベントなので、フィンランド人からすればそれをやらずに何をする?的なイベントなのかもしれません。

頭のいい人と変人は紙一重だと言います。なので、国民全体が頭のいいフィンランド人は私たちからは変わったように見えるのかもしれません。

ミンワでは、きつねがおかみさんと狼を手玉に取る姿が描かれています。
フィンランドは豊かな国ですが、歴史的には恵まれた国と言い難い部分があります。
その歴史の大部分を両隣のスウェーデンかロシアに占領されていたのです。
日本ではあまり考えられていないように思いますが、自分たちの土地が自分たちの土地ではない状態というのはいったいどんな気分なのでしょう。

きっと悔しくて仕方がないのだと思います。

そんな悔しさをミンワに表したのかもしれません。
ちなみにこの話はフィンランドが発祥といわれていますが、世界中に広まっています。