【ミンワ経営のススメ】第46回「トヨタ自動車の障害者雇用」

このコラムについて

「物語の力を学び、経営に活かす」
創業時の物語、危機的状況を乗り越えた逆境の物語、商品やサービスが誕生したときのはじまりの物語、大切な社員たちとの出会いの物語。それらを学ぶことは業績アップの第一歩です。なぜなら、経営とは物語の集まりなのです。

トヨタ自動車の障がい者雇用特例会社、トヨタループスは、障がいを持つ社員を
研修講師としてグループ各社に派遣する事業を行っています。

トヨタでは、階層教育のメニューの一つに障害者雇用に関する研修が組み込まれています。

障害者雇用で大切なことは、障害者が会社で働くために訓練を受けるイメージがありますが、本当に大切なことは受け入れる会社、部署の社員1人1人が障害について深く理解することです。

この研修は、管理職の障害者への理解を深め、管理者としての心構えと能力を高めることを目的としていますが、研修の狙いはもう一つあります。

障害者の視点で物事を考える研修を通じて、相手の立場に立って考えることを体感させることです。

人は誰しも同じようなことを考えているように思い、部下に自分の考えを押し付けたりしてしまいますが、人それぞれ立場や生きてきた環境が違うので考え方も違います。

そのことを体感させているのだと思います。