【ミンワ経営のススメ】第41回「石見銀山群言堂」

このコラムについて

「物語の力を学び、経営に活かす」
創業時の物語、危機的状況を乗り越えた逆境の物語、商品やサービスが誕生したときのはじまりの物語、大切な社員たちとの出会いの物語。それらを学ぶことは業績アップの第一歩です。なぜなら、経営とは物語の集まりなのです。

先日、大名古屋ビルヂングで、石見銀山群言堂という、アパレルのお店を見つけました。

群言堂 https://www.gungendo.co.jp/

夏休みに石見銀山に行きたいと思っています。 この群言堂の本社も見てこようと思ってます。

今日は群言堂の物語。

群言堂のホームページにはこのように書いてあります。

『どこかにありそうだけど、どこにもない。使う人のためのものを、手間暇かけて作っています。流行は追いませんが時代性を捉えた日本のものづくりをお届けしたいと思っています』と。

お店にはいって、手で感触を確かめてみましたが、非常に素材が良く、丁寧に作ってある印象でした。

話は変わりますが、群言堂の本社(株式会社石見銀山生活文化研究所)の入口は錆びたトタン板で覆われています。古い建物かと思いきや中は、広々とした新しく美しい空間が広がっています。

わざわざ、新しい建物に、意図して錆びたトタン板を張っているのです。

その意図とは、「経年の美」です。

経年は劣化ではなく、進化だと捉えて、錆びたトタン板を張っているのです。

しかもこのトタン板は、地域の建物に使われていたものを譲ってもらいました。それも、わざわざ新品と交換してもらったとのことです。

この錆びたトタン板壁の隣には、築200年以上の茅葺古民家が鎮座しています。

取り壊される予定だった豪農屋敷を 広島から移築し再生したものです。

普段は社員食堂として利用し、イベントを行えば町の人が集まって、夏には大学のサークル等でも使われます。

「経年の美」。

目まぐるしく変わる時代の中で、古いものこそ美しいと捉える群言堂の哲学に心動かされます。

しかしながら、その製品は決して古臭くありません。

一度良かったらお店を見てみてください。