【ミンワ経営のススメ】第36回「名古屋丸八食堂」

このコラムについて

「物語の力を学び、経営に活かす」
創業時の物語、危機的状況を乗り越えた逆境の物語、商品やサービスが誕生したときのはじまりの物語、大切な社員たちとの出会いの物語。それらを学ぶことは業績アップの第一歩です。なぜなら、経営とは物語の集まりなのです。

5月1日から事務所を名古屋駅前に移転します。ルーセントタワーという名古屋駅の象徴であるビルから徒歩1分のところです。
https://www.tokai-sr.jp/blog/otherblog4#20190322 最近、事務所移転で頻繁に名古屋に行っていますが、すごく良いお店を見つけました。

今日はルーセントタワーの地下一階にある「名古屋丸八食堂」のお話。

先日、事務所移転の作業の合間に「名古屋丸八食堂」にいきました。みそカツの矢場とん、名古屋コーチンの手羽先や親子丼が食べられる鳥飼総本家、名古屋名物のひつまぶしの専門店うな匠、名古屋名物のきしめんと天むすの専門店カネ勘の4店舗が集積した飲食店です。

わたしは、矢場とんでわらじ とんかつを食べましたが、名古屋名物に囲まれて何を食べようか迷います。

このお店を見てビジネス的に上手だなと感じたことを書きます。

①ホールスタッフが全店舗で共有。
⇒一つの空間に4つのお店がありますが、席は共通です。セルフではなくスタッフがオーダーを取りに来てくれて、どのお店の食事をオーダーしてもOKです。このような形態のお店はセルフのケースが多く、席取りや各店舗にオーダーに行くのが面倒ですがそのようなことがありません。

②会計が一か所
⇒複数の飲食店が入った複合施設では店舗ごとに会計をしないといけないのが面倒ですが、このお店は食事の最後に、会計も1か所でまとめてできます。

③分業による省人化
オーダーや会計をする店舗の運営スタッフと調理スタッフの仕事がしっかりと分かれています。各店舗の調理人は、基本的に調理しかしないので、食事の提供に専念できます。

④コンセプトが分かりやすい。
名古屋の名物というコンセプトでお店が入ってますので、市外から来た人に喜ばれます。

⑤ルーセントというブランド力のある駅前の一等地で集客が抜群
飲食業界では、このような一等地のビルに入ることは、通常は、賃料の面から見ると事業リスクが高いと考えます。一定の集客数がないと事業の赤字幅が大きくなる可能性があるからです。どんな飲食店も必ず飽きますので1か月に何回も通ってくれるようなお店を作ることは難しいと言われています。複合施設なら、頻繁に通っても気になりません。毎日通っても、今日とんかつを頼んだなら、明日はきしめんを頼めば良いのです。それが継続的な集客を実現しいつも店内は混んでいます。これは噂ですが、一説にはルーセントタワーのビルの入居者には割引があるそうです。ビルの入居者を定期的に呼び込むことで集客が安定します。

⑥高単価の実現
ルーセントタワーは、上場企業が多く入っていて割と高所得なサラリーマンが多く、高い客単価が見込めます。

コンセプトのあった飲食店が複数店でタッグを組んで出店することは、これからの時代、人不足の面、集客の面で見ても大切になってくると思います。

最後に

5月1日から名古屋事務所をオープンします。是非、遊びに来てください。
一緒に「名古屋丸八食堂」でもいきましょう。