【ミンワ経営のススメ】第33回「日本の配車アプリ」

このコラムについて

「物語の力を学び、経営に活かす」
創業時の物語、危機的状況を乗り越えた逆境の物語、商品やサービスが誕生したときのはじまりの物語、大切な社員たちとの出会いの物語。それらを学ぶことは業績アップの第一歩です。なぜなら、経営とは物語の集まりなのです。

4月に中国の深圳に行こうと計画をしています。

中国でタクシーといえば、配車アプリの滴滴(ディー・ディー)です。配車アプリを使う人が、日本でも徐々に増えてきましたが、中国では配車アプリなくしてタクシーを捕まえるのは困難です。それくらい浸透しています。

スマホで配車アプリを使ってタクシーを呼べば、数分で迎えに来てくれます。

 

タクシーを電話で呼んだり、道路で拾う感覚は今の若い人にはないと思います。
アメリカのUberと中国の滴滴が先駆者となり、新しいビジネスモデルを市場に投入してから、明らかに人びとの感覚、特に若い人の感覚は変わりました。

若い人にとっては、タクシーはアプリで呼ぶものなのです。

もっとこの流れが加速すれば、都会では、車はいらないと思います。スマホがあれば、運転手付きの車を持っているような感覚になり、呼べばすぐに迎えに来てくれます。

 

最近は、日本でもビジネスチャンスだとみて、様々な配車アプリが登場しています。むしろこの覇権をとらないとタクシー会社として残れないのだと思います。

今のタクシーの料金はタクシーを呼ぶだけで迎車料かかります。

配車アプリの普及がすすめば間違いなく迎車料という概念もなくなり、利便性も向上します。

タクシードライバーは歩合給であることが多いので、たくさんの人が使うようになれば、ドライバーの給与も増えタクシードライバーは幸せになります。

お客さんにとっても働く人にとっても良いことです。

 

ただタクシー会社の経営者は大変です。

どこの配車アプリのグループに着くのか、単独でやるのか、どのようなビジネスモデルにしていくのかで頭を悩ませていると思います。

 

配車アプリも大乱立です。

昨年末話題になったDeNAが提供する、配車アプリ「MOV(モブ)」は、どんべいとスポンサー契約することで、乗客の利用料金が無料となる「0円(ぜろえん)タクシー」をはじめて話題になりました。 

始まるものもあれば終わるものもあります。

LINEが手掛けるLINE TAXIは2018年8月に突如サービスを終了しました。LINEでもうまくいかないくらい厳しい市場なのです。 

「全国どこでもタクシーがつかまる、全国タクシー」

「迎車料金無料、フルクル」

と、どんどん新しい配車アプリがでてきています この乱世を制すのはどのアプリなのか?

地方は需要減により、配車アプリを提供している大きな組織への統廃合が進んでいくと思います。