【にゃるほどクノネコ社長】第47回「休業手当」

このコラムについて

日々の経営の中で出てくる人事・労務問題をクノネコ社長目線で描く4コマ漫画。漫画から労働法のあるあるが学べます。もしかしたらあなたの会社にもクノネコ社長がいるかもしれない。

休業手当は「使用者の責めに帰すべき事由による休業」の場合に
平均賃金の100分の60の支払いが必要になるというものです。

仕事が早く終わったときに、パートさんなどの時給者を
その時点で帰宅させることもあるかと思いますが、
この場合に休業手当の支払いが必要になるケースがあります。

今回のシロネコさんの場合では、支払いが必要になります。

例えば、シロネコさんの所定労働時間が8時間で、時給1,000円だとします。

通常通り働くことが出来れば1,000円×8時間で8,000円がもらえます。
ですが、今回の場合は4時間しか働けなかったので、4,000円しかお給料をもらえないことになります。

この場合、本来8時間働けたところ、「仕事がない」という会社都合で帰宅させられるので、休業手当の支払い要件に該当することになります。

支払額は8,000円×60/100=4,800円が休業手当の金額となりますが、
実際もらえる4,000円を差し引くので、800円となります。

もし、シロネコさんが5時間働いていた場合は、
5,000円のお給料となりますので、休業手当の4,800円を超えているので、
支払は不要となります。

パートさんだと働いた分だけ支払うという感覚があると思いますが、
今回のように休業手当の支払いが発生するケースがありますので
注意が必要です。