【にゃるほどクノネコ社長】第38回「定着率アップ」

このコラムについて

日々の経営の中で出てくる人事・労務問題をクノネコ社長目線で描く4コマ漫画。漫画から労働法のあるあるが学べます。もしかしたらあなたの会社にもクノネコ社長がいるかもしれない。

採用の最終目的は「定着」です。

折角入社してもらっても定着しない理由はいろいろありますが、
・会社側が仕事内容・経営理念などを伝えていない
・求職者側の認識が甘い
・入社の準備ができていない(物理的・人的)
・その会社で長く働く自分の未来が見えない
等があるかと思います。

その中でも、私が定着の為に実施した方がいいと思っていることが2つあります。

1つは「ワクチン」を打つということ。

入社前は、働くことに対する期待から理想の会社像(想像の中の会社像)ができあがっていて、実際に入社してみると理想とのギャップに耐えられなくなってしまうことがあります。

 そうならないためには、ワクチンと一緒で、入社前に軽めのショック(厳しい現実を見せる)を与えておき、入社後の理想との差異を小さくすることが必要です。

たとえば、自宅での自己学習が必要な仕事であれば、内定段階から毎月レポートの提出をさせるとか、読書感想文を書かせる、資格の取得をさせるなどを行うのです。

2つ目は「採用を決めた理由」を伝えることです。

内定が出た時に、その人のどの部分をいいと思って採用したのか、それを伝えることで、入社後の励みになるのです。
入社したばかりのころは右も左も分からない状況ですが、●●という部分で採用してもらったのだから、そこだけは誰にも負けないようにしよう!と思ってもらうためにも、早い段階であなたにはこんな活躍をして欲しいと思っているということを伝えてあげることが効果的です。

 

これをやったからといって必ず定着するわけではありませんが、意外とできている企業は少ない気がします。
是非あなたの会社でも実践してみてはいかがでしょうか。