【にゃるほど!クノネコ社長】第32回「産前産後休業」

このコラムについて

日々の経営の中で出てくる人事・労務問題をクノネコ社長目線で描く4コマ漫画。漫画から労働法のあるあるが学べます。もしかしたらあなたの会社にもクノネコ社長がいるかもしれない。

今回は質問の多い産前産後休業についてです。

法律では、6週間(2人以上の胎児を同時に妊娠している場合は14週間)以内に出産予定の女性が休業を請求した場合は、就業させてはならないとしています。
また、産後8週間を経過しない女性は請求がなくても就業させてはいけません。
(産後6週間経過後の女性で、医師が支障がないと認めた業務に就く場合を除く)

誤解が多い箇所なのですが、この産前の休業に関しては、あくまでも本人の請求があって休業となるので、出産日ぎりぎりまで働いても問題はありません。

一方、産後休業は法律上当然に与えられるものとなっていますので、請求は必要ありません。

パートさんや契約社員などで、産前産後休業中に契約期間が満了する場合は、通常の契約期間満了の退職となります。
ただし、産前産後休業を取得することを理由とした雇止め・解雇は禁止されていますので、雇用期間の定めがある方であっても産前産後休業の取得は可能です。

この部分は大変混乱しやすいのと、育児休業との違いが分かりづらい為、契約期間のある方でも全員に育児休業まで取得させなくてはいけないと勘違いしていることもあります。

育児休業についてはまた別の回でご説明しますが、次回はルミちゃんが最後に述べたパートさんの「無期契約」について注目していきたいと思います。