【採用の千手必勝】第18回「採用スタイルと事業の関係」

このコラムについて

 経営において「採用」は重要です。企業の成長には人が大きく影響しています。優秀な人材とどうやって出会い、自社に口説き落とすか、本コラムでは逆求人フェスティバルという全てが逆の求人イベントで、どうやって優秀な人材を採用するかを事例を中心に紹介していきます。

採用スタイルと事業の関係性について書いていきます。

最近営業をしていて、採用のスタイルと事業(それまで関わってきた仕事など)が似てしまうケースがあるのではないかと感じることがありました。

ざっくりと2つの事例を出してみます。

あるサービス業のA社です。

A社の営業は、その場で意思決定をしてもらうプッシュ型の営業です。

その場で商品に興味を持っていただき、早めに決断して購入してもらう営業ですので、いかにサービスの魅力を伝えるかということが大事になってきます。

そして、その場を逃したら次のチャンスがないケースも多いため、クロージングも早めに行っていきます。

上記A社が新卒採用を行うとどうなるでしょう?

学生に対して、「弊社はこんな事業で、強みは○○で、○○さんにとっていい選択だと思うよ!」と自社の魅力を熱く伝えていきます。

早めに選考に乗せようとしたり、早めに承諾を取ろうとします。

結果、学生は「今はまだ決めきれない。」となり離脱していきます。

今まで行ってきた営業方法と似た採用方法になってしまっているため、初期接触からクロージングまでのスピード感が合わず、内定承諾に繋がらないパターンです。

次に、メーカー系のB社です。

BtoBのルート営業が多いB社は、攻めの営業に慣れていないケースがあります。

初対面での人間関係構築の機会が少なく、何とか営業をかけて受注するということが少ないように思います。

そのため、採用においても、初対面やその後のアプローチが弱く、興味を持ってくれた学生以外は採用に結び付きにくい状況が生まれたりします。

最後に、新卒採用の特徴を挙げますので、自身の経験してきた仕事と比較してみてください。

【新卒採用の特徴】

・相手(学生)のペースに合わせて採用活動をする必要がある

・基本的に長期戦

・相手(学生)は意思決定時にたくさん悩む(不動産選びや結婚相手選びに似ています)

・相手(学生)の考えが180度変わることがある

・本音を言っていないケースがある

・接触頻度が大事 今までの経験に引っ張られず、新卒採用にあったやり方で採用を成功させましょう。