【採用の千手必勝】第10回「内定の出し方に工夫を」

このコラムについて

 経営において「採用」は重要です。企業の成長には人が大きく影響しています。優秀な人材とどうやって出会い、自社に口説き落とすか、本コラムでは逆求人フェスティバルという全てが逆の求人イベントで、どうやって優秀な人材を採用するかを事例を中心に紹介していきます。

内定の出し方はどのように工夫されてますか?

「内定の出し方?」と思われた方は、この機会に考えてみてください。

最近、企業学生双方から「内定辞退」という言葉をよく聞きます。
複数社の内定式に出る学生がいると聞いたときは、私も驚きました。
売手市場だからなのか、時代なのか、色んな要因があるとは思いますが、ただ内定を出して待っていては入社してもらえないということは事実です。

お付き合いしている企業の中で、良い学生の採用に成功している内定の出し方があるように感じましたので紹介します。

その内定の出し方ですが、「内定承諾前提で最終面接を行って内定を出す」というやり方です。選考を受けている学生が、「入社をしたい」という気持ちになるまで最終面接を行わない手法ですので、採用ターゲットに対する魅力付けが大事になってきます。

この採用手法のメリットはいくつかあると思います。

一つ目は、内定辞退が減ることです。

内定承諾前提で最終面接を行って、内定出しを行うため、内定した学生が辞退する可能性は非常に低くなります。
「辞退者0名」「内定辞退率10%以下」というケースもあるくらいです。
多くの企業様は、30~40%の学生に内定辞退されているのではないでしょうか?
辞退者が出る前提でたくさんの内定を出す手法もありだと思いますが、学生が辞退しやすいケースや保険としての内定になってしまうケースも多く発生しているように思います。
「とりあえず1社内定もらえて安心」という学生もいるので、その学生にとって自社の内定がどのような意味を持つか考えてみてください。

二つ目は、採用に力が入ることです。

学生の気持ちが高まらないと最終面接を行えないため、学生への魅力付けが一番の注力ポイントになってきます。
学生にとって自社という選択がベストだという状況を作るために、面談や会社見学など様々な手を駆使していかないといけません。
非常に大変に思うかもしれませんが、先に内定を出してもほとんど変わりません。
売手市場の今、内定を複数取る学生が多い中、最終的に自社を選んでもらうためには、魅力付けをいかに行うかが大事です。
内定を出して、来てくれればいいなと待っていても、他の企業がどんどん魅力付けをしていくため、自社の気持ちは冷めていくだけですので、攻めの姿勢で採用を行いましょう。

内定を早く出すことは悪いことではありませんが、大事なのは内定承諾し入社することですので、内定を出した後も内定承諾するまでは、全力で口説きつづけていきましょう。

そうすれば良い学生の採用に成功するはずです!