【ミンワ経営のすすめ】第5回「アリババの社内結婚の日」

このコラムについて

「物語の力を学び、経営に活かす」
創業時の物語、危機的状況を乗り越えた逆境の物語、商品やサービスが誕生したときのはじまりの物語、大切な社員たちとの出会いの物語。それらを学ぶことは業績アップの第一歩です。なぜなら、経営とは物語の集まりなのです。

もはや世界でも知らない人はいない、中国企業アリババの『ジャック・マーの物語』
ジャック・マーは中国でカリスマ的人気を誇る経営者です。

ジャック・マーは元々は英語教師で、一流大学出身でもなく、俗に言う中国でのエリートではありませんでした。
アリババのスタートは通訳の仕事で渡米したときにインターネットと出会い、1999年に資本金わずか2万ドル、スタッフ18人で、自宅のアパートでアリババを創業しました。創業間もない2000年に、孫正義が中国のITベンチャー企業の経営者達と面会した際にジャック・マーと出会い、その将来性を見抜き20億円の出資をしたというエピソードは有名です。

アリババのメイン事業はECですが、今やそれだけではなく、リアル店舗展開、物流、金融、クラウドコンピューティング、ビッグデータ活用などの分野でも事業を展開しており、中国のAmazonとも言われています。

日本でアリババを感じるのは、大手百貨店、コンビニなどをはじめ、多くの場所で、アリババの電子マネーである『アリペイ』がところどころで使えるようになったところでしょうか?最近このような表示をいろいろなところで見かけます。

そのアリババには「社内結婚の日」というべき記念日があります。
創業日と同じ、5月10日に社員同士で結婚するカップルが集って、合同結婚式を行うのです。

費用は会社負担、社員や家族も招待されます。
そして何よりすごいのが、創業者のジャック・マーが立会人をしてくれます。

あのアリババにも最大の危機がありました。
2003年、アリババは鳥インフルエンザです。